ニシオ ノブアキ
西尾 宣明 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際日本学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/01/06 |
形態種別 | 国内学術誌(その他) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「光耀」とはなにか -島尾敏雄・庄野潤三と戦後の同人雑誌、そして「VIKING」「タクラマカン」のことなどー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 敍説 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 花書院 |
巻・号・頁 | Ⅲ(17),95-104頁 |
総ページ数 | 187 |
概要 | 同人雑誌「光耀」は、その内容から視た実態が研究上明らかではない。本論は、その創刊事情、同人たちの戦後認識、また特にそれを顕著に示す島尾敏雄と庄野潤三の小説からそれらについて考察した。戦中の同人雑誌「まほろば」を資料とし、「光耀」創刊に関しての、詩人伊東静雄の多方面での影響の強さを指摘した。そして、同人たちの共通認識として、戦中と戦後との断絶性が認められず、むしろ連続性が顕著であることを論述した。戦中からの連続性を視野に、戦後文芸史を再構築することの必要性を結論としている。また、戦後関西で創刊された「VIKING」「タクラマカン」と、島尾や庄野との関係性も合わせて記している。 |