ニシオ　ノブアキ   西尾　宣明    所属   追手門学院大学  文学部 人文学科    追手門学院大学  国際教養学部 国際日本学科    追手門学院大学  大学院　現代社会文化研究科 国際教養学専攻    職種   教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	2008/09/12
形態種別	その他
招待論文	招待あり
標題	分館長宿舎保存の意義
執筆形態	単著
掲載誌名	南海日日新聞 文化欄
掲載区分	国内
出版社・発行元	南海日日新聞
概要	島尾敏雄が昭和３０年代から４０年代にかけて、多くの作品を執筆した奄美大島の鹿児島県立図書館・奄美分館長宿舎を解体するという行政の方針に対し、奄美市市議会で議論があった。その分館長宿舎を保存する文化的意義について記している。島尾は小説家としてだけではなく、奄美在住時代に、日本文化の多様性と周辺からの視座の重要性を示す文化論を提示した。「ヤポネシア」の発想である。その独自の思想を醸成した象徴的空間が、その宿舎であるとし、宿舎保存の意義を提示した。