タキバタ マリコ
瀧端 真理子 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | その他 |
標題 | アメリカ合衆国の博物館入館料に関する調査(2) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Musa 博物館学芸員課程年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 追手門学院大学博物館研究室 |
巻・号・頁 | (29),25-71頁 |
概要 | 本稿は 2014年3月に本年報に掲載した「アメリカ合衆国の博物館入館料に関する調査⑴」に続き、⑴と同様の手法 でアメリカ合衆国の「五大湖と中西部」「フロリダと南部」「東部」の3地域 155 館の入館料及び、入館料や各種活動 を無料または割引にする制度について調査したものである。本稿は無料・割引制度の概要をまとめた前半部分と、各 館の HP にあたってデータを抽出した後半の表部分からなる。今回の調査からは、常時誰でも無料の館は 17.4%、寄 附制を採用する館は4館のみで、8割は有料館であることが分かった。一方、経済的に困難な人びとへの多様な優遇 策は、公的社会保障制度とリンクした基準の下に行われていることが明らかになった。また Blue Star Museums を通じ た軍人とその家族への優遇や、高齢者グループに対する積極的集客戦略、無料から有料への移行を目前に控えた館の 広報等、アメリカの社会と博物館の現状を理解するのに有効な情報が得られた。 |
ISSN | 1347-0574 |