イトウ フミオ
伊藤 文男 所属 追手門学院大学 共通教育機構 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 紀要(First author) |
標題 | リーディング企業内定学生の就職活動におけるアピールポイントに関する考察
~「学生時代に力を入れたこと」で学業をアピールすることの効果~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 追手門学院大学 基盤教育論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 追手門学院大学 基盤教育機構 |
巻・号・頁 | (第9号),1-14頁 |
著者・共著者 | 伊藤 文男 |
概要 | 本稿は、追手門学院大学がリーディング企業と定め就職実績をあげようとする、リーディング企業が評価している学生の特徴や能力等は何か、を明らかにすること、さらに大学教育が評価されにくい現状はあるのか、ある場合その理由は何かを明らかにし、「大学での教育が評価されるためには何が必要なのか」を導くことであった。
その結果、以下の4点が示唆された。 (1) ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)で、教室を出て行う社会的な学習活動をアピールすることが、リーディング企業の内定獲得に有利に働く可能性が高い。 (2) 業界特有の知識や経験に関連づいた資格取得(プロセスと取得実績)やアルバイト経験をアピールすることが、リーディング企業の内定獲得に有利に働く場合がある可能性が高い。 (3) 課外活動では、一般の学生の域を超え社会的な関りのある活動が、リーディング企業の内定獲得に有利に働く可能性が高い。 また、上記3点のいずれかであれば十分ということではなく、 (4) 活動内容の成果に限らず、思考や意思決定などのプロセスに人事担当者は注目し、自社の人材としての活躍の可能性を判断している可能性が高い。 |