シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/04 |
形態種別 | 論文 |
標題 | ディレンマと「冷笑」-作品『冷笑』を通して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国文学研究ノート |
巻・号・頁 | (24),25-35頁 |
概要 | 明治40年代の所謂「新帰朝者」時代の荷風の作品は、その「文明批評」的側面をもって論じられることが多いが、事実はそのような作者の側からの一方向の視線だけでなく、その「批評」が作者自身にも返ってくるような、いわば両刃の機能を備えたものであったと考えられる。その可能性を、当時の荷風が頻繁に用いた「冷笑」という語を鍵に考察する。対象作品はしたがって『冷笑』を中心とした新帰朝者時代の作品群である。A5判、pp.25-35.(11頁) |