シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/01 |
形態種別 | 紀要(First author) |
標題 | 「青が散る」の構造 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際教養学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 追手門学院大学国際教養学部 |
巻・号・頁 | (10),86-71頁 |
総ページ数 | null |
概要 | 「青が散る」は、一見単純とも見える四年間の大学生活という枠組みの中で、しかもさほど回想や予想など行ったり来たりするようなことのない、自然な時間の流れを設定し、その四年間という限定された時間の中に、誰もがその時代を経験したことのある「青春」なるものを描き込むという、大まかな構造を持っている。読者にも共通する「青春」なるものを喚起するために、テニスの試合の駆け引きによる人物像の代替的描写や、読者の五感による作中世界の再現を促す描き込みなどを用いて表現するこの小説を、その小説作法の面から考察する。 |