シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/12 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 永井荷風と伝統芸能 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国文学解釈と鑑賞 |
巻・号・頁 | 67(12),31-36頁 |
概要 | 永井荷風の生涯における伝統芸能との関わりを、前半生を中心に概観する。そこには、東京生まれという地域特性から、歌舞伎とそれを支える江戸音曲、そして軽快なる江戸言葉を背景とした落語および講談なども含まれる。その密な関係は特筆すべきものであるが、大正8年になって急に三味線を手にしなくなる。この時期の日記起筆や偏奇館独棲という伝記的事実より、この伝統芸能離れの事実こそ、荷風の文学上の変化を示すメルク・マールとして重要であると指摘した。A5判、pp.31-36.(6頁) |