シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/09
形態種別 著書
招待論文 招待あり
標題 分担執筆 安森敏隆・吉海直人・杉野徹編『キリスト教文学を学ぶ人のために』
執筆形態 共著・編著(代表編著を除く)
掲載誌名 安森敏隆・吉海直人・杉野徹編『キリスト教文学を学ぶ人のために』
出版社・発行元 世界思想社
巻・号・頁 254-255-260-261頁
担当範囲 「福永武彦『草の花』」「椎名麟三『美しい女』」
概要 福永武彦「草の花」と椎名麟三「美しい女」のキリスト教文学としての解説。前者については、語り手がサナトリウムで出会った汐見茂思という男のキリスト教不信の問題を扱い、加えて、主題のみならず、多層的な語りの構造が、形式面においても、使徒の語るキリストという聖書のあり方を連想させるとした。後者は、作中の「私」が、ある存在を頼ることにより、平凡ながらに自己に存在意義を見出していくという、人間のごく原初的な宗教的自覚を描くとした。
B6判、pp.254-255.(「草の花」)、pp.260-261.(「美しい女」)(各2頁)