シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 漂流記と翻訳物 |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
掲載誌名 | 神戸大学文芸思想史研究会編『近世と近代の通廊―十九世紀日本の文学―』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 双文社出版 |
巻・号・頁 | 195-212頁 |
概要 | 日本における近代化という言葉は、江戸期から明治期への切断の側面を強調しすぎるものと考えられる。より事実に即した、当時の漸次的な西洋移入の実情を、具体的に検証することを目的とする。江戸期以来の漂流記と、明治当初の井上勤の翻訳物を主たる対象として、前者により、既に江戸期から日本人が予想以上に海外への意識を持ち、また日本人たる自覚を持っていたことを明らかにし、後者から、当時多く翻訳されたジュール・ベルヌなどの冒険物が、漂流記に接続されていることを明らかにする。A5判、pp.195-212.(18頁) |