シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/09 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | コントをめぐる断章―荷風戦後短篇小説の世界 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国語と国文学 |
出版社・発行元 | 東京大学国語国文学会 |
巻・号・頁 | 86(9),1-12頁 |
概要 | 荷風の戦後の短篇群は、フランス流のコントという、現実の話と幻想譚との区別をさほど問わない、小話とでも訳すべき作風に近い。人間を容赦なく見透かして点描する、透徹した眼差しの前景化こそが、荷風が戦後という時代においてまず試みた作風だったものと考えられる。コントを荷風作品の一ジャンルとして、その試みを論じる。A5判、pp.1-12.(12頁) |