シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/07
形態種別 論文
標題 荷風初期の翻訳または翻案-ゾライズム移入の実態-
執筆形態 単著
掲載誌名 国文論叢
巻・号・頁 (38),67-78頁
概要 荷風のデビュー期の翻訳および翻案の姿勢には、荷風の当時のジャンル観の一端が窺える。外遊前の一九〇三年における翻訳や翻案というジャンルは、荷風の西洋移入の一段階として理解すべきものと考えられ、日本の近代文学が、自らを成熟させるに当たって、西洋文学を必要としたことを見事になぞる、荷風の文学の生育期における、いわば咀嚼の過程を体現するジャンルだったと考えられる。A5判、pp.67-78.(12頁)