シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/11 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 言葉の異国-永井荷風における訳詩と西洋- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 國學院雑誌 |
巻・号・頁 | 105(11),571-582頁 |
概要 | 荷風は、西洋の忠実なる移入ではなく文体練習として訳詩を試みた。そこには、原詩の詩想に加え、荷風の文学的な創造性も反映されている。荷風の訳詩が、身体性を介して、言葉の意味を優先的に翻訳しないことによって成り立つ営為であり、その訳さないことで訳すという二律背反するような意味合いにおいて、言葉の違う異国を異国のままで移入することを可能にしたと論じる。A5判、pp.571-582.(12頁) |