シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/07 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | お化け・音曲・火の現前 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 文学 特集泉鏡花 様々なる越境 |
巻・号・頁 | 84-93頁 |
概要 | 「お化け」の形象化と、花柳界の音、そして火の象徴的描写など、形のないものを作中に出現させる、イメージ出現の仕組の共通性から、鏡花文学を文学たらしめている文学性を具体的に捉えようとしたもの。「お化け」と音曲と火との3つの要素は、能の舞台演出に準えることができ、虚構空間自体を作り上げる仕組を典型的に示すものと考えられる。物語空間とは、計算され尽くした上で構築される非日常空間であることをも強調した。A5判、pp.84-93.(10頁) |