シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 偶然のロマンティシズムと文学―短歌と私小説をめぐって― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文学 |
巻・号・頁 | (171),128-141頁 |
概要 | 中河与一の偶然文学論への自然科学者の立場からの賛同者であり、アインシュタインの相対性理論の紹介者でもあった石原純は、また『アララギ』同人の歌人でもある。理論物理学と短歌という一見まったく無関係な二つは、偶然という鍵語によって結びついていた。文学史において、形を変えて永遠に繰り返される、個人と脱個人の傾向の交替劇、そしてその上で展開される文学における描写と創造の対比の問題。これらが昭和10年前後に、偶然とロマンティシズムという言葉を鍵語として議論されていた状況について論じる。A5判、pp.128-141.(14頁) |