シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/03 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | ショコラ・コーヒー・紅茶―荷風が好んだ飲物― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 河南論集 |
巻・号・頁 | (6),106-128頁 |
概要 | もし明治末年、ココアが極めて稀少で貴重な飲料であったならば、啄木は、詩「ココアの一匙」において、その高級感の伝達をかなり期待してこの語を用いたことになる。これは同詩中の「テロリスト」の反ブルジョワ的な一般的印象とはほど遠い。これに対し荷風の飲む「ショコラ」は、より直截的にそのハイカラさを示す。文学作品における飲み物にもかなりの象徴性が込められている。荷風を中心に、紅茶や珈琲の語とともにそれを探る。A5判、pp.106-128.(23頁) |