シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/06 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「花火」に見る太宰的虚構のシステム |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 太宰治研究 |
巻・号・頁 | (8),60-73頁 |
概要 | 太宰治の中期の作品である「花火」について、作中には登場しない花火をタイトルとしたその題の所以を探り、併せて、モデルの存在、および人物造型の特徴をとおし、太宰文学の虚構化の過程を体系的に捉えることを目的とする。さらに、太宰文学の多くがそうであるように、一作だけでその在り方を計測することは困難であり、「斜陽」や「右大臣実朝」との関連から、太宰文学という全体像の中でこれを見直すべきであることを示唆した。A5判、pp.60-73.(14頁) |