シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1998/11
形態種別 論文
標題 グルメの論理と小説の論理/岡本かの子「食魔」・矢田津世子「茶粥の記」―食通小説の世界(一)―
執筆形態 単著
掲載誌名 人文学
巻・号・頁 (164),1-21頁
概要 この一連の論考は、読書における再現の仕組みと想像力の関与について、その最も直接的な例示となるであろう味と食通の効果を取り上げ、考察を加えようとするものである。本稿においては、岡本かの子の「食魔」と矢田津世子の「茶粥の記」を取り上げ、その食通要素の考察の前提となる、メタファーとしての機能を指摘し、グルメの在り方と読者の読み方の類比をとおして、小説におけるこれら要素の機能の実態を探究する。A5判、pp.1-21.(21頁)