イマホリ ヨウコ
  今堀 洋子
   所属   追手門学院大学  地域創造学部 地域創造学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/03
形態種別 紀要(First author)
標題 大学におけるエディブル・スクールヤードの実践と地域創造的な意義
執筆形態 単著
掲載誌名 追手門学院大学 地域創造学部紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 追手門学院大学
巻・号・頁 (2),33-48頁
概要 90年代に米国カリフォルニア州、バークレーで始まったエディブル・スクールヤード(食育菜園)は、全米から世界中に広がりを見えており、日本でも、その活動が注目され始めている。この活動を始めたアリス・ウォーターズは、活動の効果と広がりを目の当たりにして、それを「おいしい革命」と名付けた。
筆者も2015年にバークレーの現地を訪れる機会を得たことをきっかけに、大学の教育において実践すべく、自身が担当する科目において、部分的に実験的な取組を重ねてきた。2015年度は、半期の授業(教養ゼミ)で、2016年度は通年のゼミに取り込むことにより、様々な知見を得た。
それを踏まえて、2019年4月に開設予定の追手門学院大学の新キャンパスにおいて、エディブル・スクールヤードを導入した場合の意義について、大学内の教育効果に留まらず、地域創造的な意義について考察した。地域における大学の存在価値、存在意義、そして、日本においても子供の貧困が深刻な社会的課題になっている時に、新キャンパス内に、エディブル・スクールヤードを導入することは、希望の光になる可能性を秘めている。