ヒラノ トモユキ
平野 智之 所属 追手門学院大学 社会学部 社会学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03/01 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | アイデンティフィケーション概念による「関係性モデル」の考察
~ピア・エデュケーションという対話的な実践の分析から~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 大阪府立大学大学院人間社会学研究集録 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第9号),3-33頁 |
概要 | 本論では、学習や実践に活動における相互作用と主体変容をテーマに「対話」について論じた。J.バトラーのアイデンティフィケーションに関する「呼びかけモデル」と、坂本(2005)の「語る-聴く」の相互作用モデルを先行研究として分析したが、そこでは相互作用による生成のプロセスや条件が語られてはいなかった。その課題を検討するために、高校生エイズ・ピア・エデュケーションの実践を検討し「語る-聴く」主体の成立の条件を、主体自身が真に他者へ「語る」ために「聴く」場や機会を有しているかどうかであると考察した。 |