クサヤマ タロウ
  草山 太郎
   所属   追手門学院大学  地域創造学部 地域創造学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/03
形態種別 紀要(First author)
標題 ブラインドサッカーの魅力と課題
― 視覚障害プレーヤーの語りから ―
執筆形態 単著
掲載誌名 追手門学院大学地域創造学部紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 1(1),65-91頁
総ページ数 null
概要 本稿では、ブラインドサッカーの視覚障害プレーヤーの語りをとおして、ブラインド
サッカーの魅力を明らかにし、ブラインドサッカーの普及発展にとって必要な課題を考
察する。ブラインドサッカーの視覚障害プレーヤーに対して、①ブラインドサッカーを
始めたきっかけ、②ブラインドサッカー初体験時の感想、③ブラインドサッカーの魅力、
④ブラインドサッカーの課題、を中心にインタビューを実施した。その語りから、ブラ
インドサッカーには「自由に動ける」「仲間とのつながり」だけでなく、「技術の深さ」
「知的なスポーツ」という新たな魅力が発見された。また、ブラインドサッカーには「お
もしろさ」とともに「怖さ」もあることがわかった。ブラインドサッカーの普及発展=
競技人口の拡充のためには、第1に、「技術の深さ」をもつ「知的なスポーツ」として
のブラインドサッカーの多くの魅力を伝えていくこと、第2に、安全対策を充実してい
くことが課題であることを示した。