ヒガシ マサノリ
東 正訓 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/11 |
形態種別 | 国内学会誌(その他) |
査読 | 査読あり |
標題 | コメンタリー・ドライビング法の運転者教育効果に関する実験的研究 |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
掲載誌名 | 交通心理学研究 16-1 pp.1-10. |
著者・共著者 | 藤本忠明 |
概要 | 本研究の目的は、「コメンタリードライビング法」が自動車運転者に有益な教育効果をもたらすかどうかを明らかにすることであった。実験では、7人の男子大学生に、2回の実験セッションで自動車を運転中に見たこと、考えたこと、したことを短くコメントするよう求めた。ドライバーの視野とコメントはVTRで記録された。参加者は、各セッションで3回、同じコースを運転しながらコメントをした。1回目の実験から約30日後、参加者は優秀な中年男性ドライバーによるコメンタリードライビングの模範VTRを視聴した。また、実験者は、1回目のセッションで参加者の悪い癖をアドバイスした。 すべての項目でより安全な運転であることが示された。参加者内の二元配置分散分析の結果、7つのカテゴリー(安全確認、信号の変化や危険の予知など)とコメント総数において、セッション間で有意な差が見られた。 |