ヒガシ マサノリ
東 正訓 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/11 |
形態種別 | 紀要(First author) |
標題 | パーソナリティ心理学と社会心理学における個人差変数の理論的構図(1)―McCraeとCosta によるFive Factor Theoryについて― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 追手門学院大学人間学部紀要第14号 57-58. |
概要 | パーソナリティ心理学や社会心理学の実証研究において個人差変数の概念的、認識論的検討が不十分なまま用いられ、さらには統計結果を誤読して人間心理の理解につながらない不毛性が指摘されている。そこで、本研究では、個人差変数に関するメタ理論的再検討を試みることにした。本稿では、全ての分野の基礎となるパーソナリティ特性論から検討をはじめることにして、手始めにMaCae&Costaの5因子理論をできるだけ正確に紹介した。彼らの主張はシステム理論的把握としてとらえることができ、パーソナリティ心理学と社会心理学における個人差変数を扱う際のガイドラインとして有効であることを示し、未解決の問題点を指摘した。 |