カンザキ キョウコ
神崎 享子 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 職種 特任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/01 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 共起情報に基づく呼応関係自動抽出法の検討(抽出(1)) |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
掲載誌名 | 情報処理学会研究報告. 自然言語処理研究会報告 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人情報処理学会 |
巻・号・頁 | 2004(1),1-6頁 |
著者・共著者 | 山本 英子,木田 敦子,神崎 享子,井佐原 均 |
概要 | 本稿では,文を理解する際に役立ち得る呼応関係を頻度情報のみに基づく類似尺度による自動抽出法を検討する.呼応関係とは,一文において,副詞や係助詞が呼びかけとなり,文末がその呼びかけに応答する形式をとる,語間に存在する関係の一つである.この呼応関係を知ることによって,文を文末まで読むまたは聞くことなく,文を理解することが可能となる.呼応関係は呼要素と応要素からなる.本研究では,コーパス中の各文に現れる副詞や係助詞を呼要素の候補,その呼要素の候補より後方に続く形態素を単位としたngramを応要素の候補とし,いくつかの共起情報に基づく類似尺度を呼応関係の自動抽出に適用した.その結果を比較し,・呼応関係抽出法として有効的であった尺度を示す. |
ISSN | 09196072 |
NAID | 110002911657 |