ミズノ コウジ
  水野 浩児
   所属   追手門学院大学  経営学部 経営学科
   追手門学院大学  大学院 経営・経済研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/09/15
形態種別 著書
標題 債権の良質化における新展開
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 経済法令研究会
総ページ数 344
概要 (出版社HPより)
本書は、著者が銀行員時代に抱いた一つの疑問、「銀行は債務者である中小企業のために働いているのか、債権者である自分たちのために働いているのか」、そして「債権とは、債権者と債務者が協力し合っていれば毀損することはないのではないか」との想いに始まる、執筆・研究が集約された内容。
 著者の様々な経験と研究者への転身の中で、民法の泰斗我妻榮博士の研究をはじめ、“人と法制度の有り様”に着目した「行動立法学」、そして現状分析と将来展望を踏まえたルール創造を旨とする「ビジネス法務学」を提唱する慶應義塾大学名誉教授・武蔵野大学大学院法学研究科長、池田眞朗教授からの薫陶を基に、今、金融機関に求められる「事業性評価」への取り組み、さらにABLから事業成長担保権へと進化を遂げつつある「債権の本質」を理解することで、金融実務における「負から無」であった債権債務関係を捉え直し、「無から有」と変容させる価値創造を追究した内容。
 著者のこれまでの著作・研究に加え、地域金融機関や支援機関をはじめとする事業者支援に携わる実務担当者にも向けた熱いメッセージが込められている。
researchmap用URL https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD04607412