ニシジマ タイチ
  西島 太一
   所属   追手門学院大学  経営学部 経営学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/12
形態種別 紀要(First author)
標題 資産の実在性調査と会計限定監査役の任務懈怠責任
-----最判令和3年7月19日を機縁として-----
執筆形態 単著
掲載誌名 追手門経営論集
掲載区分国内
巻・号・頁 27(2),37-59頁
総ページ数 23
概要 原告X社の会計限定監査役Yが経理担当者Aによる長年の横領を見抜けなかったことに起因してX社がYに対会社責任を問うた訴訟の上告審である2021年7月19日の最高裁判決を機縁として、(a)監査対象(会計限定監査役の会計監査は会計帳簿にまで及ぶか)、(b)監査方法(資産の実在性調査の方法)、(c)注意義務の水準(監査役が専門家である場合、注意義務の水準は高度化するか)、(d)所謂「狙い撃ち」の取扱(責任を有する役員の内、一部の者のみに責任を問うことの是非)の書く論点につき理論的見地から考察を加えた。