イシモリ マサノリ
石盛 真徳 所属 追手門学院大学 経営学部 経営学科 追手門学院大学 大学院 経営・経済研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/08/21 |
形態種別 | 国内学会誌(First author) |
査読 | 査読あり |
標題 | 都市におけるコミュニティベースの生態系復元の取り組み
―ハミルトンでのガリー復元プログラムへの参与観察を踏まえて― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本ニュージーランド学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 30,3-14頁 |
総ページ数 | 12 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 石盛真徳 |
概要 | ニュージーランドは1991 年に他国に先駆けて、最も進んだ環境法といわれる資源管理法を制定し、現在では、国土の32.9%がその資源管理法によって法的に保護される国立公園等の保護区に指定されるなど、環境保護先進国として知られている。しかし一方で、ニュージーランドは世界で最も高い種の絶滅率を経験しており、現在、陸上および淡水の在来種のうち2,500 種近くが絶滅危惧種に指定されている。本研究では、すでに開発された商業地区や住宅地を原生林に復元するのが現実的ではない都市での生態系復元の取り組みに、地域住民がどのようにコミットメントしているのかについて、ボランティア団体への参与観察とそこでの聞き取り調査を踏まえて検討した。聞き取り調査を実施した高齢者のボランティア参加者において、他者への有用性、親環境的な態度、社会化がボランティア動機として大きな役割を果たしていることは先行研究と一致していた。また、ガリーの近隣に住んでいることやガリーで日常的な散歩していることがボランティア参加動機として確認された。 |