イシモリ マサノリ
石盛 真徳 所属 追手門学院大学 経営学部 経営学科 追手門学院大学 大学院 経営・経済研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/12 |
形態種別 | 著書 |
標題 | コミュニティを社会心理学から考える |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | コミュニティの社会心理学 |
出版社・発行元 | ナカニシヤ出版 |
担当範囲 | pp.3-34 |
概要 | Delanty(2003)の議論を参考に、コミュニティという用語を巡る思想史的変遷について概説を行った。具体的には、ローカルであるがゆえに個別的なコミュニティという観点と究極的な普遍性を持ったコミュニティという観点という根本的に矛盾する二つのコミュニティ観が姿を現すこととなった背景について論じる。前者の観点には、より大きな統一体に対立するものとしての地域的な都市国家ポリスとそこでの公的生活における人間的秩序を重要視するギリシア思想が、後者の観点には、教会による世界中のキリスト者の連帯という理念に基づいて、聖性を持った普遍的コミュニティを強調するキリスト教思想が深く影響していることを指摘した。また、そのような思想的背景と日本の社会心理学におけるコミュニティ研究との関連性について検討した。 |