マスザキ コウ
増崎 恒 所属 追手門学院大学 国際学部 国際学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際教養学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/01 |
形態種別 | 紀要(First author) |
標題 | 「アフリカ」から読むStephen Crane―19世紀末米国におけるツーリズム(リスト)とスラム街― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 追手門学院大学国際教養学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 追手門学院大学国際教養学部 |
巻・号・頁 | (9),23-40頁 |
概要 | Stephen Craneが職業作家として出立する以前に、習作として小雑誌に投稿したアフリカ探検家Henry M. Stanleyの伝記を手がかりに、Crane文学全体を貫くStanleyの影響、アフリカ(人)を「探検するツーリスト的な視線」によって米国人よりも下位化する<アフリカ(人)言説>の影響、の実相を探る。Crane、Craneの同時代人ジャーナリストJacob Riis、政治家・冒険家Theodore Roosevelt、の三者がStanleyを軸に絡み合うことを詳らかにしつつ、19世紀末米国において「スラム街」を、<アフリカ(人)言説>の下に米国人の優越感を再確認させる対象物として米国人が幻視していたことを示す論考。 |