スルジ マユミ
駿地 眞由美 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 紀要(First author) |
標題 | 青年期における〈成長する〉及び〈老いる〉ことに対するイメージの研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 追手門学院大学地域支援心理研究センター研究成果報告書 |
巻・号・頁 | 104-120頁 |
概要 | 本研究では、青年期における〈成長する〉〈老いる〉イメージを捉え、それらの相違や関係、関連する要因を検討することを目的とした質問紙調査を行った。対象は大学生90名であり、調査内容は①時間的展望体験尺度(白井,1994)、②③筆者の作成した〈成長する〉〈老いる〉イメージ尺度、④高齢者との関わり経験の有無と高齢者イメージ(自由記述)であった。結果、〈成長する〉ことと〈老いる〉ことは、どちらも自然なプロセスとしてイメージされているものの、〈成長する〉ことが自らの能力を能動的・積極的に果てしなく拡張していくものとしてイメージされているのに対し、〈老いる〉ことは有限性の中で自らの自由や能力を徐々に奪われ、受動的にならざるを得ない事態として受け止められていることなどが明らかになった。さらに、時間的展望体験や性別、祖父母との同居経験との関連も考察された。 |