スルジ マユミ
駿地 眞由美 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 心理学ワールド50号刊行記念出版 |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
出版社・発行元 | 新曜社 |
巻・号・頁 | 257-262頁 |
担当範囲 | 遺伝性疾患をめぐる心理的課題ー遺伝子診療と心理臨床ー |
著者・共著者 | 日本心理学会編 |
概要 | 遺伝や遺伝子とは生の基盤から人間を支えるものであり、そこでの問題は、人生や家族・対人関係、生死をも含むその人の存在に実存的なレベルから深くかかわるものとなる。そして、医学や科学の進歩によって得られた知識や事実をどのように受け取り用いるかにおいては、人間の極めて主観的・主体的な心の営みがかかわる。本稿では、遺伝性疾患をめぐるさまざまな心理的課題について述べたのち、遺伝子診療における心理臨床を、「遺伝子」との対話の中でクライエントの「私」が生成し,普遍的ないのちにつながりながらも固有の生をクライエント自らが主体的に見出していく,その営みを守る場として位置づけた。 |