ニシジマ タロウ
  西島 太郎
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03/01
形態種別 論文
標題 松江城下移住直後の堀尾家中と知行地――野原の八幡宮所蔵慶長十三年銘木椀の考察――
執筆形態 単著
掲載誌名 松江市史研究
掲載区分国内
出版社・発行元 松江市
巻・号・頁 (13号),83-84頁
著者・共著者 著者 西島太郎
概要 松江市野原町の八幡宮で毎年行われる七十五膳神事に使用される慶長13年(1608)銘墨書のある木椀から、慶長13年、41歳の伊藤宇右衛門尉(1568年生~1614年1月15日没)が新天地移住にあたり、その妻(35歳)、子供4人(14歳、11歳、6歳、2歳)の生年を記すことで、伊藤家の繁栄を願い、武運の神である八幡神に武運長久を願い、知行地の地域住民が信仰する社への祭礼道具(木椀)を奉納することで、年貢の納入を果たす地域住民との関係を深めることを願ったものであることを明らかにした。