ニシジマ タロウ
  西島 太郎
   所属   追手門学院大学  文学部 人文学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/02
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 中・近世移行期における近江朽木氏の動向――国人領主から旗本・大名へ――
執筆形態 単著
掲載誌名 年報中世史研究
掲載区分国内
出版社・発行元 中世史研究会
巻・号・頁 (24号),101-115頁
著者・共著者 著者 西島太郎
概要 朽木氏惣領元綱の中近世移行期の動向から、旗本・大名として存続できた理由を明らかにした。元綱は、織田・豊臣の直臣となり、近衛や細川両家など中央勢力との関係を深め、慶長13年の山城国久多郷相論を契機に、依存する主体を豊臣から徳川へと転換させ、駿府に移住し徳川家康の側で仕えた。徳川家も古い時代のことを知る元綱を厚遇したため、朽木家は中世以来の地を動くことなく、参勤交代する旗本として明治維新を迎えることができた。