ニシジマ タロウ
西島 太郎 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/05 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 足利義晴期の政治構造――六角定頼「意見」の考察―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本史研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本史研究会 |
巻・号・頁 | (453号),1-28頁 |
著者・共著者 | 著者 西島太郎 |
概要 | 16世紀前半の室町幕府の意思決定に、近江守護六角定頼の関与があった事実を指摘し、その関与を可能とさせた背景(将軍足利義晴の近江滞在、滞在時の政治状況)、実態(六角氏の関与の仕方)、影響(幕府政治・支配体制における影響)を明らかにした。最末期の幕府政治の特徴は、新たに創出され将軍の近臣により構成された内談衆と六角定頼を中核とし、細川晴元の協力をもって補完される体制であり、管領細川京兆家主導の政治を離れ、幕政機能の充実を模索したのが天文期の晴政権であった、と結論づけた。 |