ニシジマ タロウ
西島 太郎 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/10 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 朽木氏の針畑庄支配と山門・幕府 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本歴史 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 吉川弘文館 |
巻・号・頁 | (629号),16-32頁 |
著者・共著者 | 著者 西島太郎 |
概要 | 室町幕府への接近が、在地領主の地域支配に及ぼす影響を、朽木氏の居住地・近江国朽木荘に隣接する針畑の地の領有論理の検討から明らかにした。朽木杣内から分かれた地であるから朽木荘内であるとする論理と、朽木荘とは別の針畑荘であるとする論理が存在したことを指摘し、この二つの領有論理が古代から近世に至るまで不断に再生産され、現実の領有根拠となっていた事実を明らかにした。政治状況を巧みに捉え支配を貫徹していく朽木氏の姿を描いた。 |