ニシジマ タロウ
西島 太郎 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 朽木家旧蔵史料について――その伝来、及び現状と復元―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 古文書研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本古文書学会 |
巻・号・頁 | (58号),59-80頁 |
著者・共著者 | 著者 西島太郎 |
概要 | 畿内近国の在地領主が残した朽木文書の伝来の過程を解明し、残存要因を探った。15世紀半ばの家臣団組織の形成が、同家の文書管理を変化させた。これは地主化から代官職集積へと領主支配の変化とも対応したものであった。そして近世における中世文書の保管の仕方、江戸時代末期に朽木氏が開設した蔵書3万余点をもつ朽木文庫の実態を解明した。中世文書残存の理由は、各時代に様々な形でその価値が再認識されたことで廃棄を免れたと結論づけた。のち学術文献刊行会編『日本史学年次別論文集』日本史学一般 平成16年版(朋文出版、平成19年)に再録。 |