ナカオ　ゲン   中尾　元    所属   追手門学院大学  経営学部 経営学科    職種   講師
言語種別	ポルトガル語
発行・発表の年月	2020/12
形態種別	外国学術誌（その他）
査読	査読あり
標題	AMAE: UMA EMOÇÃO PARA COMPREENDER A PSIQUE JAPONESA
執筆形態	共著・編著（代表編著を除く）
掲載誌名	Estudos Japoneses
掲載区分	国外
出版社・発行元	Faculdade de Filosofia, Letras e Ciências Humanas da Universidade de São Paulo
巻・号・頁	44,39-50頁
国際共著	国際共著
概要	De Almeida, I., Nakao, G. (2020). AMAE: UMA EMOÇÃO PARA COMPREENDER A PSIQUE JAPONESA [AMAE: AN EMOTION TO UNDERSTAND THE JAPANESE PSYCHE]. Estudos Japoneses, 44, 39-50. Faculdade de Filosofia, Letras e Ciências Humanas da Universidade de São Paulo. (https://www.revistas.usp.br/ej) 本研究は、（比較）文化心理学の見地から、日本文化に固有の感情である「甘え」について検討を行ったものである。1973年の土居健郎『甘えの構造』（英題: The Anatomy of Dependence）の歴史的な背景の検討にはじまり、1970年代の比較文化心理学やいわゆる日本人論の系譜について概観を行った。内容的には、社会における自己観や主体性の文化差に関してや、甘えという感情の社会的機能に関して、そして臨床心理学への影響に関してそれぞれ考察を行った。とりわけ、本論はポルトガル語で書かれた論考であるため、ブラジル・サンパウロ大学のネットワークを中心にラテンアメリカ文化圏において日本人論を改めて紹介・議論するという点で意義があった。