タナカ ヒロアキ
  田中 宏明
   所属   追手門学院大学  心理学部 心理学科
   職種   特任助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014
形態種別 紀要(First author)
査読 査読あり
標題 社会的排除が対人記憶に及ぼす影響 : 対人不安特性との関連 (堀内達夫教授 退任記念)
執筆形態 共著・編著(代表編著を除く)
掲載誌名 人文研究 : 大阪市立大学大学院文学研究科紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 大阪市立大学
巻・号・頁 65,63-80頁
著者・共著者 田中 宏明,池上 知子
概要 先行研究では、社会的排除を受けた人は、所属欲求を再充足するように動機づけられるという社会的再結合仮説が提唱されており、排除を受けることで、認知過程や対人行動において向社会的な変容が生じることが明らかになっている。一方で、対人不安特性の高い個人においては、そのような向社会的な変容が生じないことも報告されている。本研究では、排除による所属欲求の充足度の低下が対人記憶に及ぼす影響においても、対人不安特性の高低による差異がみられるかを検討した。実験参加者に他者から排除された経験、または、平均的な一日の日課について記述するように求めた後、参加者と相互作用することを想定した架空の人物についての、社会的受容のサインと社会的脅威のサインを含んだ紹介文を読んで印象を形成してもらう課題を行った。その結果、対人不安特性の高低に関わりなく、排除経験を想起すると新たな他者の社会的脅威のサインが記憶されにくくなること
ISSN 04913329
NAID 110009702433
PermalinkURL http://id.ndl.go.jp/bib/025360315
researchmap用URL https://dlisv03.media.osaka-cu.ac.jp/il/meta_pub/G0000438repository_KJ00009025859