タカハシ ヒデユキ
Hideyuki Takahashi
高橋 英之 所属 追手門学院大学 理工学部 情報工学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03/16 |
形態種別 | 国内学会誌(First author) |
標題 | 複数の行動予測器を用いた matching pennies game における行動決定過程の推定 |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
掲載誌名 | 電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング |
出版社・発行元 | 一般社団法人電子情報通信学会 |
巻・号・頁 | 105(658),103-108頁 |
著者・共著者 | 高橋 英之,豊巻 敦人,石川 悟,室橋 春光,大森 隆司 |
概要 | 本研究は対人インタラクションにおける人間の行動特性を明らかにするために,入力変数の選択プロセスを想定した条件付き確率分布を人間の行動決定過程の近似モデルとして仮定し,このモデルにもとづいてmatching pennies gameという単純な対戦ゲームにおける被験者の行動決定過程を推定することを試みた.具体的には,被験者の一定期間の行動から入力変数の異なる複数の行動予測器(条件付き確率分布)を並列的に作成し,エントロピーが最も低下した行動予測器をその期間において被験者の行動決定過程を近似する確率分布として用いた.このような手法で被験者の行動を解析することによって,被験者が行動決定に用いる入力変数や行動の揺らぎ(エントロピー)を動的に変化させることが示された.この解析法を用いて,ゲームの相手が人間であると思っている条件とコンピュータであると思っている条件での被験者行動の比較を行うと,実際には同じコンピュータの対戦相手とゲームを行っていても,条件によって被験者の行動の揺らぎ具合に差異が生じることが示された. |
ISSN | 0913-5685 |
NAID | 110004680375 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/7879185 |