シバタ タカフミ   SHIBATA TAKAFUMI
  柴田 尭史
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/03/31
形態種別 紀要(First author)
査読 査読あり
標題 議会による執行のコントロールの概念論からの再検討――ドイツにおける一九八〇年代までの「政府・議会多数派‐反対派‐図式」の通説化の過程――
執筆形態 単著
掲載誌名 阪大法学
掲載区分国内
出版社・発行元 大阪大学法学会
巻・号・頁 66(6),111-147頁
概要 修正・増補の上で、学位論文の第2部の前半を公表したものである。議院内閣制が採用されている国では、議会の政党化が進んだ結果、「政府・与党 対 野党」が今日の議会政治の現実であるとされる。しかし、憲法規範は、権力分立に基づいて「議会 対 内閣」という図式を採用している。戦後のドイツにおいて、このような現実と規範の乖離を抱える「政府・与党 対 野党」という図式がどのように憲法学において通説化したのか、を明らかにした。