イシモリ マサノリ
石盛 真徳 所属 追手門学院大学 経営学部 経営学科 追手門学院大学 大学院 経営・経済研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 国内学会誌(First author) |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本におけるコミュニティ意識に関する計量的研究の発展
―コミュニティ意識尺度(短縮版)を使用した研究を中心として― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | コミュニティ心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 28(2),142-161頁 |
総ページ数 | 20 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 石盛真徳 |
概要 | 本研究では、日本におけるコミュニティ意識に関する計量研究の展開を概観し、これまでの研究の進捗状況を考察するとともに、今後の課題を整理した。1970年代に開発された「地域社会に対する態度尺度」が現在の社会状況に適合していないという問題を解決する流れの中で、いくつかの研究が行われてきた。1つは、「地域社会への態度尺度」を改訂することで、この問題に直接取り組んだ諸研究である。もう1つは、コミュニティ意識の概念を現代的な視点から再考し、「コミュニティ意識尺度」を開発した研究の流れである。コミュニティ意識尺度(短縮版)のスコープ・レビューを行った結果、この尺度が3因子構造か4因子構造かが今後の検討課題であることが示された。今後、人口規模が地域意識の因子構造にどのような影響を与えるかを直接的に検証する研究が必要であろうことが示された。 |