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            ニシオ ノブアキ
           西尾 宣明 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際日本学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2002/03/31 | 
| 形態種別 | 国内学会誌(その他) | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 島尾敏雄の小説解釈への一つの視座ー一九五二年の質的転換を機軸にー | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 阪神近代文学研究 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 阪神近代文学会 | 
| 巻・号・頁 | (4),71-78頁 | 
| 総ページ数 | 89 | 
| 概要 | 島尾敏雄の作品における本質的な意味での質的転換は、一九五二年に求めることができる。これについては、すでに別論でも論じている。この転換は、従来の研究では、作家の個人的生活体験にその要因を求めることが多かった。また、その作品も、個別的に独自性を論じられることが多い。しかし、「第三の新人」達の作品の方法と比較することによって、島尾の作品の変化も、その時代における文芸的状況に深く影響されていることを指摘した。島尾文芸を解釈するための歴史的・社会的視座を提示した論考である。 |