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            ニシオ ノブアキ
           西尾 宣明 所属 追手門学院大学 文学部 人文学科 追手門学院大学 国際教養学部 国際日本学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 国際教養学専攻 職種 教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 1983/12/05 | 
| 形態種別 | 国内学術誌(その他) | 
| 標題 | 島尾敏雄・初期作品論 -その形成方法確立期- | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 日本文藝研究 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 関西学院大学日本文学会 | 
| 巻・号・頁 | 35(4),34-47頁 | 
| 総ページ数 | 73 | 
| 概要 | 島尾敏雄の戦前の作品を視野に入れつつ,その小説の表現論的意味における特殊性の形成と確立について考察した論考である。特に、戦後期の「夢」を素材とする作品に,島尾文芸形成の意義を認め,それらに存在論的不安の表象の所在を認めると同時に,固有の創作意識が顕在する作品として位置づけた。とりあげた小説は、昭和20年代の「夢」を素材とする小説すべてである。戦後期の島尾文芸における小説形成のメカニズムの分析を試みた論考である。 |