ヤマモト ケンジ   Kenji Yamamoto
  山本 顯治
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/12
形態種別 著書
標題 内田貴『契約の再生』[1990年・弘文堂]
執筆形態 単著
掲載誌名 加藤雅信ほか編『民法学説百年史:日本民法施行百年記念』
掲載区分国内
出版社・発行元 三省堂
巻・号・頁 421-425頁
担当区分 筆頭著者,最終著者,責任著者
著者・共著者 山本 顯治
概要 民法施行百年を記念し、民法の各分野毎に代表的な著書・論文をとり上げ、その意義を紹介・検討する論集である。本稿は内田貴『契約の再生』(弘文堂、1990年)をとり上げ、同書の民法学における意義を検討した。本稿執筆当時は星野英一博士による契約正義論と原島重義博士による意思主義論が民法の基本パラダイムを形成していたが、新たに社会に登場していた法的紛争においては両基本パラダイムでは対応できない問題が次々と登場していた。さらに、社会理論、法理論、法思想においても欧米においてはそれまでと異なる新潮流が現れており、これらの潮流を背景として欧米では契約正義や意思主義では捉えられない新しい契約法理論が登場しつつあった。内田著『契約の再生』はこれらの新たな諸潮流を検討し、これを踏まえてわが国の伝統的契約法理論に挑戦しようとするものであった。本書を一つの契機として1990年以降、わが国の契約法理論は新しい展開を見ることとなった。この理論動向は、その後「現代契約法理論」と呼ばれる潮流となった。