ババ タカノブ
BABA TAKANOBU
馬場 天信 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 紀要(その他) |
査読 | 査読あり |
標題 | 病の体験による生活・生き方の変化に関する基礎的研究 |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
掲載誌名 | 臨床心理学部研究報告 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 6,117-128頁 |
総ページ数 | null |
著者・共著者 | ◎駿地眞由美・馬場天信・深尾篤嗣・濱野清志・金山由美・村川治彦 |
概要 | 本研究では、病の体験がその後の生活や生き方にどのような変化を及ぼしたと主観的に認識されているかについて、全体的傾向を捉え、性別や年代での違いを明らかにすることを目的として成人1088名に調査を実施した。最も影響度が高い病についてその後の生活や生き方の変化について生活スタイルの変化、人間関係の変化、生き方の変化の3つの側面36項目へ二件法で回答させた。分析の結果、病体験は、日常の生活における現実的で具体的な状況に広く強く影響を及ぼし、人間関係や生き方にも影響を及ぼしうることが明らかとなった。その変化は否定的なものだけではなく肯定的な側面もみられることが示唆された。また、病の体験を自らの生活や人生において引き受ける意識が年齢の上昇に伴い高まることや性差が明らかとなった。 |