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フジヨシ ケイジ
藤吉 圭二 所属 追手門学院大学 社会学部 社会学科 追手門学院大学 大学院 現代社会文化研究科 現代社会学専攻 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2010/02 |
| 形態種別 | 紀要(First author) |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 過疎地における大量の人口移動を伴う観光事業への取組み―奄美大島・龍郷町を事例として― |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 『高野山大学論叢』 |
| 出版社・発行元 | 高野山大学 |
| 巻・号・頁 | 45,55-70頁 |
| 概要 | 2009年7月の皆既日食に合わせて九州南部の島々では日食観察ツアーが官民挙げて実施された。普段は過疎地とも呼ばれるような場所にテントサイトを設置して大量の観光客を受け入れた。特に有名な観光地として大量の観光客に対処してきた経験を持つわけではない各地においては受入れにまつわるトラブルが危惧され、またそれへの対策が準備された。本稿では奄美大島・龍郷町での皆既日食ツアー観光客の受入れについて、その準備段階、日食ツアー期間中にわたる受入れ側の取組みを、現地のテントサイトに滞在しながら聞き取りも含めた調査を実施し、この地の取組みがいわゆる大規模リゾート開発に頼らない、「身の丈にあった観光事業」の特徴を備えていることを示した。 |