ババ タカノブ
BABA TAKANOBU
馬場 天信 所属 追手門学院大学 心理学部 心理学科 追手門学院大学 大学院 心理学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 心理臨床家アイデンティティの育成(執筆箇所:第3部 研究 「心理学実験・査定実習から心理臨床家としての資質を磨く-「科学の知」に触れることの臨床心理学的意義について-」,該当頁:pp.242-258) |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
出版社・発行元 | 創元社 |
巻・号・頁 | 242-258頁 |
著者・共著者 | 監修:鑪幹八郎,編者:川畑直人,分担執筆者32名(詳細省略) |
概要 | 鑪幹八郎教授の退官記念として出版された書籍である.心理臨床家を目指す学部学生,大学院生を読者として想定し,特に学部における心理学の基礎科目から何を学び取ることが重要かを明確化した.具体的には心理学基礎実験では1)「実験」を用いた心理学の歴史に触れること,2)思考の開放性を育てるために科学の知に触れること,3)自我強度を高めるための基礎訓練をすることが重要であることを説明した.また,心理検査についての学習からは,1)道具の性質を正しく理解することの重要性,2)自己理解としての心理検査体験,3)心理検査を実施される側から実施する側をみることの重要性,について述べた.最後に,実験レポートやアセスメント所見を作成することには,第3者に理解されやすい文章作成が言語表現レベルにおける自律のテーマと関連していることを解説した. |