ナカノ ノブヒデ
中野 統英 所属 追手門学院大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 中堅・中小企業におけるDXの要諦 |
執筆形態 | 共著・編著(代表編著を除く) |
掲載誌名 | With/Afterコロナ 大阪の元気な中堅・中小企業 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27-37, 75-85, 109-119頁 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | ◎村上喜郁,村田崇暢,水野浩児,中野統英, 井上秀一,葉山幹恭,中井郷之,岡崎利美 穴田貴大 |
概要 | [第1部3章] 中堅・中小企業におけるDXの要諦 (pp. 27-37)
ここは,筆者がこの文献内で取り上げた2社(㈱ユニテックおよび㈱村上衡器製作所)を例にして,ものづくりにおけるDXを解説した内容となっている.前半では『中堅・中小企業におけるアフターコロナの戦略』および『アフターコロナにおける製造業サービス化の3つの流れ』を上述2社の具体例を交えて解説を行った.後半では㈱村上衡器製作所に関連した内容として2019年に行われた『キログラムの定義改定』について今後の影響を交えて詳述した. [第2部3章] 株式会社村上衡器製作所:究極のオンリーワン技術を生かした事業展開 (pp. 75-85) この章では,㈱村上衡器製作所の事業戦略を業界の性格や会社のもつノウハウとともに言及した.初めにこの会社の事業内容である『精密衡器の製造・販売・校正・検査』およびこの会社の強みについて述べた.次にコロナ禍による業務や業績への影響を分析したが,この会社の事業内容が高度な特殊技術・技能を必要とするものばかりであるので,影響はあまりなかったことが分かった.最後にこの会社の今後の展開を,計測業界の状況にも触れながら書き下ろした. [第2部6章] 株式会社ユニテック:コロナ禍における技術と人材を生かした主力事業の転換 (pp. 109-119) この章は,㈱ユニテックの事業展開を会社が有する技術・人材や業界動向とともに述べたものである.まず現在の事業内容である『内燃機関の耐久評価試験および労働者派遣事業』について,この会社の歴史に触れながら解説した.次にコロナ禍による業務や業績への影響を調査したが,むしろ業績が良い方向に向いたことと事業の選択・集中が上手くいったことが分かった.そしてこの会社の今後の方向性を,自動車および内燃機関業界の動向を踏まえてこれまでのまとめとともに詳述した. |