シバタ タカフミ   SHIBATA TAKAFUMI
  柴田 尭史
   所属   追手門学院大学  法学部 法律学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/12/01
形態種別 その他
標題 〈第2章〉D. v. d. プフォーテン「法の支配と法治国原理の基礎について」シルケナートほか編(岡田・紙野・高橋編訳)『法の支配と法治主義』
執筆形態 単著
掲載誌名 比較法学
掲載区分国内
巻・号・頁 55(2),163頁
概要 『法の支配と法治主義』(令和2年)について、編訳者が解題を書き、すべての訳者が自身の担当した部分について、要約し、その内容について短いコメントを付したものである。担当したディートマール=フォン=デェァ・プフォーテン「第2章 法の支配と法治国原理の基礎について」(翻訳7)について、法哲学と比較法という原著者の方法を説明し、行政と政治が「法という形式」を採用することの法哲学的に考察している前半部分と、法の支配と法治国原理を比較法的に検討している後半部分について説明した。その上で、翻訳についてのコメントとして、日本国憲法の採用する「個人の尊重」への応用可能性を指摘し、また、原著者の立場と引用しているダイシーの関係についてその問題点を指摘した。