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シンドウ マサヒロ
真銅 正宏 所属 追手門学院大学 学長 職種 学長 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2026/03 |
| 形態種別 | 紀要(First author) |
| 標題 | 小説における聴覚再現の仕組みと変遷 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 人文学紀要 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 追手門学院大学 |
| 巻・号・頁 | (4),166-151頁 |
| 総ページ数 | 16 |
| 概要 | 文字を読むという行為は、どこまでいっても、純粋に抽象的で記号的なものとはなり得ない。なぜなら、理解されるべき概念は、読者の体験からもたらされる個人的な想像力無しには存在し得ないからである。
五感はその代表的なものである。とりわけ聴覚は、視覚の次に記号的であるように考えられるが、擬音語なるものもあり、記号自体に音が付随しているような表現もある。 音の伝達には、多様で混沌とした音を、一つに収斂する力が働いている。 この収斂の力は、作者の側のみならず、読者の側においても働く。自分の経験のみを頼りに、奔放な音を聞くのではなく、読者もまた、その音を、文脈に沿って特定しようとする。再現というのは、そのような方向性の謂いである。一体我々の読書は、どこまで作者の企図の範囲を認め、そこにこだわるべきなのか。これらの問いを、作品の主題などではなく、聴覚要素という具体的な内容によって探究すること。これがここでの試みである。 |