シンドウ  マサヒロ
  真銅 正宏
   所属   追手門学院大学  学長
   職種   学長
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2024/03
形態種別 紀要(First author)
標題 五感に関わる音
執筆形態 単著
掲載誌名 人文学紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 追手門学院大学
巻・号・頁 (2),98-86頁
総ページ数 13
概要 我々の日常空間には、さまざまな生活音が満ちている。ただ、それらはあまりに身近過ぎて、改めて意識的に聞き取ることは少ない。一定の条件が加えられた時、それらの音は、存在感を増す。特に五感の表現は、共に用いられ、一つの感覚の欠落を補填したり、また、共に用いられることで場面の再現性を高くするなどの効果がある。小説の中の音を聞くには、ただ聴覚を研ぎ澄ませるだけでなく、読書行為において、五感全体を機能させるような読者の姿勢を求める必要がある。読者側の再現にとって、聴覚表現は、再現可能性の高さと、その困難さの両面を併せ持つ、特徴ある表現と云うことができると結論付けた。